めずらしく自分に課す

新年度が始まった。春…春と言えば出会いの季節。わたしは別に春は何も起きないタイプの人間だけど。

なんとなく心躍ってしまうね。あったかくなってくるし。昆虫か。

 

最近、相手に寄せることの大変さが身に染みている。しばらく余裕のない暮らしをおくって色恋どころではなかったタイミングには少しも考えられなかったこと。

 

 

さっき仁科さんのツイートを見ての発言なんだけど、けっこうなブーメランだった。わたし普段から結構ド直球だわ…と。

わたしが傍若無人を許されてるのって”かわいい顔”と”たまーーーーに見せるデレを相手が知っていてくれてる”ことが条件だと思ってる。

1つ目はまあ、誰が相手でもたいていはクリアできるレベルではあるはずなんだけど、2つ目って難しくて、「こんなんだけど実はかわいいとこあるからなー」って感じるのは完全に相手の裁量次第で、もうほとんど運頼みなんだよね。

これ、ロジカルじゃなくない?

 

というわけでこれを機に自分にきちんとルールを設けたいと思う。そんな大層なこと言ったってね、大事なことってそんなにないんだけどね。

 

①わがまま言うときははぶりっ子する

わたしの口の悪さ感情の薄さからいくと、けっこうなかわいこぶりっこでも十分なような気がする。小さなお願いも大きなお願いも、ちゃんとかわいく注文する。どちらにせよ叶えてくれる人は多いけど、やっぱりかわいいほうがいいよね。これは最近人にモノを頼む態度がなってないと繰り返し言われたのでいい加減なおす気になった。もちろんお礼もセットで。

 

②なるべく離れない

会っているときは相手に向き合う。身も心も。できればついて回る。大好きだったら離れられないから。言葉ではなく実際の行動を見ろってTwitterのお姉さんが言っていたように、たいして言葉を発さなくても相手に好意は伝わる。その原理を使わない手はない。

 

③気まずくしない

これは元々やんわりと気をつけていることではある。わたしは我ながらスーパー寛大なので相手の失敗を幸いなんのストレスもなく許すことができる。ばかだなあと思うことがあっても平気で流すことができる。「いやでも…」「そうなんだけど…」と思わせない。僕が君をしょんぼりから守るよ。笑いに変える、笑って流す、気づかないふりする、やりようはいくらでもある。

 

この3つを徹底してとりあえず生きてみようと思う。相手は老若男女問わずできる限りとにかくやってみる。できるだけたくさんの人に好かれるのは、人生を幸せに過ごすために絶対に必要だから、努力をする価値がある。

わたしは元々相手の表情や言動のほんのささいな違和感も見逃せないタイプなので、「何か気に触ることを言ったかな?」「あのときああ言ってれば…」など人付き合いに後悔が多くてつらい。これを生活に活かせないんだとしたらただのハンディキャップだ。

元彼に会った

元彼をしょうもない人間呼ばわりして女子会のネタにしていたころから少し時間が経ちました。


恋愛において、すべての責任と原因がじぶんにあると自覚を持って久しぶりに彼らに再会したら、とても素敵な人たちだった。

みんな優しくて、おもしろくて、たまにかっこよかったり、抜けてたり。ちゃんとお礼もお詫びも言えるし、うれしいとき楽しいときにはくしゃりと笑って、わたしをいい気分にさせてくれた。

そうだ、ここが好きで付き合ったのだ。と思い出したりした。またゆっくり飲んだりしてみたいな、と思うことができた。


それと同時に、もしわたしがこうだったら、この人とはお別れしないで済んだのにな、なんて夢物語が無限に湧いてきた。

元サヤを目指したいとは全く思わないけど、当時の自分の無念を思うと、ちょっとさみしくなったりした。


わたしには思いやりがなかった。

今も男の人によくわがままを言うけど、それは、かっこいいとこ見せて♡あまえさせて♡という意思がある。

それに比べて当時は、彼氏でしょ?かわいいわたしの言うことを聞くのは当たり前じゃん、な完全にワガママ女王様状態。

嫌気もさすよね、わかるよ。ごめんね。


彼らに会うことで気づけることがいっぱいあったので、本当に良かった。素敵にかっこよく成長していてくれてうれしかった。

わたしより素敵でかわいい女の子を見つけるのは難しいだろうけど、どうか幸せになってほしい。と言ってみる。


振る舞いにたいした変化はなくとも、考え方が全くちがうだけで、愛され方がガラリと変わるのが本当におもしろくて、人付き合いは奥がふかーい。

ちなみに、YUKIのWILD LADIESがわたしのテーマソングです。

マニュアル不信の女

文章化のすばらしさとおそろしさに気づいた。参りました。twitterだけでは飽き足らず、独り言の場を広げようとしています。

わたしは、おしゃれと男の人をこよなく愛す20代の女です。最近、恋愛マニュアルを数冊読み、恋がうまくいかなくなりました。これ以上はもう信じないで、興味本位でますます冊数を重ねていく所存です。

わたしは会ってはじめに、「変わっている」と言って気に入られることが多い。わたしの身もふたもない言い草で、男の人はみんな笑ってくれます。それを恋愛マニュアルに則って、ふたで身をがっちりと隠し従順でかわいい女を演じ始めたら、冷められてしまうようになりました。クソが。

わたしの必勝法を絶対に編み出す、2017年の目標です。そしてこれは絶対にマニュアル化はできないのでしょう。なぜならスタートでわたしは他人と大きく違うから。

恋愛マニュアルは料理のレシピとは全然ちがう。手元に同じ材料も器具もない、買いそろえることもできない。これを読めばどんな男でもイチコロ。になるはずがないのです。同じじゃがいもでもメークイン男爵イモは用途が違うそうなので。

それにようやく気づくことができました。